皆様こんにちは。
久しぶりのブログ更新です。
本日の靴修理は
つま先が 削れた状態からの補強と
かかと内側の革破れ補修
の２つをご紹介致します。
本日靴修理するのはスクエアトゥーの
紳士靴修理です。
つま先が下の写真のように削れています。
一番下の層が削れて２層目の部分も少し削れてきています。
このような状態になりますとつま先が剥がれやすくなったり
しますので早めのケアが必要です。
まずはつま先の厚さを戻すためにゴムを足す作業をします。
上の写真の状態にしてからラバーのシートを
貼って補強するととても綺麗に仕上がるんですよ。
仕上がりの写真です。
靴底のつま先が綺麗になりましたので
アッパーのつま先も磨いて綺麗にします。
磨く前の状態です。
つま先の色が剥がれて白くなっています。
白くなってる部分には少し多めに靴クリームを
塗布して奥まで染みこませるようにします。
磨いた後がこちらです。
綺麗に仕上げるのにはちょっとしたコツがありまして
歯ブラシのような小さいブラシを使って
ステッチの部分にも靴クリームが入るようにすると
見違えるように仕上がります。
一度お試し下さいませ。
次はかかと内側の革が破れた場合の修理をご紹介致します。
修理前の状態です。
沢山歩かれる営業の方や長年大切に靴を履かれてる方に
よく見受けられるダメージです。
革が擦れて薄くなり、中の芯材が見えてる状態です。
こうなりますと会合などで靴を脱いだときに見た目が悪い他に
履き心地もあまり良い物ではありません。
「でもさすがにこのようになってしまうと修理は難しいでしょ？」
確かに簡単ではないのですが少し修理時間を頂いて
丁寧に修理しますと綺麗に仕上がります。
破れた革の上に新しい革を縫い付けて修理していきます。
かかと内側専用の革をミシンで縫い付けて
破れた所をカバーします。
縫い付けた糸が見えないように仕上げてありますので
丈夫に仕上がっています。
ご相談だけでも大丈夫ですので
お気軽にご来店下さいませ。
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